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博物館について

国立チェルノブイリ博物館は、20世紀最悪の原子力災害であるチェルノブイリ原発事故の歴史を保管、記録し、人々に伝えることを目的とした、科学的・文化的啓発活動を行う多機能型の歴史文化施設です。チェルノブイリ原発事故は、それまでに発生した自然災害や人為的災害とは全く異なった影響を及ぼしました。博物館は事故現場から100km離れたウクライナのキエフに、1992年4月26日に設立されました。

博物館は、事故処理作業員や事故の証人たち、犠牲者といった何千もの人々の運命を通して、この事故がどれほど大きなものだったかを理解してもらうため、人々の役に立つことが使命だと考えています。そして、文明と地球を危機にさらした科学技術と人間との共存はかけがえのないものであるということへの理解を促し、世界がチェルノブイリの教訓を忘れないよう、生活のあらゆる場面で事故の教訓を活かせるよう次世代に警告していきます。

「悲しみには限界があるが、心配には限界がない」 これが当博物館のモットーです。この言葉を展示の始まりに掲げ、来館者を出迎えています。

博物館では、専門家や教師、科学者、学者、そして、ウクライナと世界の公的機関の協力の元、環境や生活の安全文化を教育するセンターとなれるように努めています。

こうした目的に合わせ、博物館では様々な訪問者に合った教育プログラムを用意しています。また、博物館の豊富なコレクション、科学的、芸術的にもハイレベルな常設展と企画展、専門性の高い博物館員により、あらゆる年代の様々な関心をもった来館者にご満足いただけると思います。